新しい歴史教科書をつくる会|「史」から 平成25年7月

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日本と日本人のための教科書を願って


今回は皇居東御苑を皇室ジャーナリスト高清水有子さんから3時間たっぷりと案内していただきました。日本の歴史そのものである皇室について東御苑の建物、展示物、木々、草花を通し興味深くお話しをお聞きできました。 国際看護師協会が皇后様に寄贈されたフローレンス・ナイチンゲールというクリーム色の新種のバラにまつわるお話しもその一つでした。

散策後の懇親会では大黒柱会員の熱き思いに勇気づけられました。

私がこのつくる会に縁を持つようになったきっかけは35年程前に渡部昇一先生の『日本史から見た日本人』という本との出会いです。その後先生の数々の著書を通して日本文明の本質、日本人の素晴らしさ、日本人としてのアイデンティティー、誇りを感じることができました。

丁度その頃、侵略が進出に書き換えられたという教科書書き換え誤報事件を朝日新聞が起こしました。その後「近隣諸国条項」「首相の靖国参拝中止」「河野談話」「村山談話」というように東京裁判史観が益々顕著になりました。ついにはありもしない南京事件、従軍慰安婦という歪曲、捏造が中学、高校の教科書に載るまでになってしまいました。

この現状を憂い義憤を感じ、歴史的事実に基づき敢然と立ち向かってくださったのがつくる会でした。それで私はつくる会にこの現状を変えることを託しました。

昨年は河村名古屋市長の「南京大虐殺はなかったのではないか?」という発言を支持する緊急国民集会がつくる会により開かれました。最近では橋下大阪市長の従軍慰安婦発言に関する騒動に対し、問題の本質は何かを問う緊急集会が開かれました。国を想うこの熱き思い、行動力、瞬発力の凄さはつくる会ならではです。

今の日本は歴史的事実に反し、嘘をついてまでして、自国の歴史を貶め、国民の誇りと自信を奪う教科書でなければ検定をパスしない何ともバカげた国です。

将来の日本の若者が自虐史観でなく自国に誇りと自信を持って世界で活躍できる教科書でありたいものです。そんな願いで私はこれからもつくる会の大黒柱会員としてこの会をささやかではありますが支えていけれたらと思っています。

平成25年7月19日更新



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林 高明(はやし たかあき)
新しい歴史教科書をつくる会
大黒柱会員