「はだしのゲン」問題|新しい歴史教科書をつくる会

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「はだしのゲン」問題について

最近再び論争となっている「はだしのゲン」。いったい何が問題なのか、現在「はだしのゲン」に関して何が行われているのかをまとめます。

(続報)『はだしのゲン』の教育現場からの請願活動

『はだしのゲン』の教育現場からの撤去を求める請願活動について、その動きが各地に広がっています。

今回ご紹介するのは、保守系団体「教科書正常化ネットワーク23事務局」が、11月8日に東京都教育委員会に提出した請願です。

請願の要旨は、『はだしのゲン』を教育現場に放置することが、教育基本法をはじめとした諸法令に抵触しているのみならず、学校図書館に配架されるための基準である「学校図書館資料選定基準」を明らかに逸脱していることを指摘し、指導的立場にある教育委員会に各学校への「適切」な指導を行うことを求めるものです。

この請願書の詳細についてはこちらからご覧いただくことができますLinkIconが、「学校図書館資料選定基準」に着目して同趣旨の請願を提出したのはこれまでに前例が見られず画期的といえます。今後、地方の各教育委員会に請願活動を検討されている方は、ぜひご参考にしていただきたく思います。

なお、前回提出された練馬区での請願については、教育委員会で継続審議となった模様で、提出者の方は第2弾として、この「学校図書館資料選定基準」を指摘した請願を提出されたとのことです。一方で、この請願に反対する請願を出している勢力は、1万筆の反対署名を目指して動きを活発化させるなど、総力を挙げて潰しにかかっており、次回以降の同委員会の対応に注目です。

11/8 東京都教委提出の請願 genseigan2.pdfLinkIcon

【緊急】
「はだしのゲン」に関する緊急のお願い ~練馬区教育委員会に応援メッセージを!

新しい歴史教科書をつくる会の会員が東京都練馬区教育委員会に提出した「教育現場からの『はだしのゲン』の撤去を求める陳情」について、これに反対する勢力は、Twitter など使って陳情を不採択にしようと活動を活発に展開しています。

この陳情はあくまで教育現場からの排除を求めたもので、一般図書館からの撤去などを求めたものではありません。「言論の自由」や「表現の自由」に抵触しないことは明らかです。

同委員会はこの件について、11月5日14時から審議を予定しております。今回のまっとうな陳情が圧力によって妨害されることのないよう、全国から委員会に応援メッセージをお願いします。(メッセージ送信はこちらから可能です。LinkIcon
また、同審議は傍聴が可能ですので、可能な方は傍聴にお越し下さい

そして、このページをTwitter、Facebook、Google+などで拡散してください。

なお、この反対勢力の呼びかけ人には、元NHKで慰安婦問題の番組を作成した永田浩三氏も名を連ねています。

以下、参考情報に、「はだしのゲン」撤去に反対する勢力の情報を掲載します。

「練馬区と練馬区教育委員会: 練馬区内の教育機関や図書館において、「はだしのゲン」を撤去することなく、従来どおり、子どもたちが自由に閲覧できるようにしてください。
発信者: 「はだしのゲン」の自由閲覧を求める練馬区民の会

『はだしのゲン』の自由閲覧を求める練馬区民の会 呼びかけ人(アイウエオ順)
有原誠治(映画監督)、大柳武彦(ねりま九条の会事務局長)、小岩昌子(平和運動)、古賀義弘(嘉悦大学名誉教授)、高阪由紀江(原発を考える会@ねりま)、小沼稜子(女性運動)、神津眞久(市民運動)、田場洋和(練馬地域の会)、永田浩三(武蔵大学教授)、森田彦一(練馬・文化の会)

私たちの目標と行動 
※私たちの真の目標は、「『はだしのゲン』の教育現場からの撤去を求める陳情」を不採択にすることです。したがって、11月4日までの第二次目標を3000名と再設定して、この賛同キャンペーン署名を継続することにしました。

「はだしのゲン」の問題点とは?

(準備中)